先日、台湾(と沖縄)へ行ってきました。
この記事では、台北郊外の淡水(ダンシュイ)について書きます。
淡水には、昨年(2018年)10月、はじめて台北から日帰りで訪れました。風光明媚な河畔と夕陽、賑やかな老街がとても気に入ったので、今年は1泊してじっくりと見て歩きました。
この記事が台湾旅行の参考になれば幸いです。
淡水の素敵ポイント
美しい夕陽
淡水では美しい夕陽を見ることができます。
今年は残念ながらタイミングが合わなくて、夕陽を見ていませんが、昨年(2018年)拝んだ夕陽の写真を載せておきます。見事な夕暮れ時でした。
暮れなずむ頃、沈みゆく夕陽を見ながら河畔を散歩すれば、きっと忘れられない旅の思い出になると思います。
淡水老街
老街(ラオジエ)とは昔ながらの古い街並みのこと。
淡水河沿いの環河道路と一本中に入った中正路界隈は淡水老街(ダンシュイラオジエ)と呼ばれ、土産店や食堂、屋台などが並び、大勢の人で賑わっています。
2日目の昼食は老街の食堂で魯肉飯(ルーローハン)をいただきました。45元(約170円)。魯肉飯はどこで食べても安くて早くて美味しい。実は、2泊3日で、3日連続食べました(笑)。
淡水はその美しい水辺の景色から、台湾のベニスとも称されています。
河畔はきれいに整備され、のんびりと釣りをしている人もいます。
木陰に腰掛けて、テイクアウトしたコーヒーやタピオカティーでも飲みながら淡水河を眺めると和みます。
MRT淡水駅から老街に向かうと、老街の入口近くに、レンタル自転車パークがあります。
淡水には自転車道が整備されているので、河畔を自転車で走るのも気持ちが良いかもしれません。
紅毛城
紅毛城は、1628年、当時台湾北部を拠点としていたスペイン人により建設され、スペイン撤退後の1644年、オランダ人によって再建された赤レンガ造りの城です。
紅毛城は台湾に現存する最古の建築物とされ、内政部(内務省)により国家一級古跡に指定されています。
1867年以降はイギリス政府に租借され、1972年に台湾とイギリスが断交するまでイギリス領事館として使われました。内部も見学することができます。
紅毛城の近くにある真理大学や小白宮の界隈は静かです。
賑やかな老街とは違った、落ち着いた雰囲気の街並みを歩くのも楽しいです。
紅楼(レストラン&カフェ)
紅楼は1899年に建造されたコロニアル様式の洋館を利用した台湾料理のレストラン(1階、2階)&カフェ(3階)です。
高台にあり、カフェのテラスからの眺めは抜群です。対岸の八里や淡水河を行き交う船を眺めながら、テラス席でお茶を飲みました。
ここから夕陽を見るのも良さそうです。紅楼の場所はこちらでご確認ください。
『地球の歩き方』でも紹介されています。
阿給(必食の名物料理)
阿給(アーゲイ)は、豆腐の厚揚げに春雨を詰めた淡水の名物料理です。阿給という名前は日本語の揚げに由来し、日本人が油揚げで食物を包んでいたことをヒントに創作されました。
阿給を出す店は淡水の町中にたくさんあります。料金は40元(約150円)程度です。
早朝から開いている店もあるので、私は朝食に阿給の専門店を2軒はしごしました。意外とあっさりしているので、2~3杯は軽く食べられます。
淡水へ行ったら必食ですよ!
対岸の町 八里
河畔から渡し船で対岸の八里(バーリー)へ行くことができます。
片道10分余りの船旅です。
八里に着くと、八里老街があります。淡水と比べると人も少なくて静かです。
淡水河沿いはきれいに整備されていて、気持ちよく散歩することができました。
インドネシアのバリ島ではありません(笑)。
時間があれば、八里にも足を延ばしてみることをオススメします。
淡水への行き方、宿泊など
淡水への行き方
MRT淡水信義線(赤ライン)終点の淡水駅(R28)へ行きます。台北車站駅(R10)から約40分。駅から淡水老街の入口までは歩いてすぐです。
淡水での宿泊
台北から日帰りでも十分に楽しめますが、淡水に泊まって、朝、静かな河畔を散歩するのもオススメです。
ただ、淡水にはホテルがほとんどないので、河畔に近い民宿やゲストハウスに泊まるのがいいと思います。私はagodaで河畔の民宿を予約しました。
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