先日、台湾(と沖縄)へ行ってきました。
この記事では、今回の旅で見つけた、美味しい!安い!早い!と三拍子揃った素食レストラン、明德素食園(Minder Vegetarian)を紹介します。
明德素食園は、即、私のお気に入りリストに加わったので、リピート必至です。というか、2泊3日の滞在で、既に2回行きました(笑)。
その驚異的な品揃えは一見の価値あり!
明德素食園(Minder Vegetarian)とは
明德素食園は自助餐チェーン
明德素食園は自助餐(ジージューツァン)と呼ばれるセルフサービス式の素食(ベジタリアン)レストランです。
ウェブサイト上では、卵とアルコールは使っていないと書かれています。
問い合わせたところ、一部の料理に牛乳やバター、チーズなどの乳製品を使っていることが確認できました。もしビーガン(完全菜食)を希望する場合は、店のスタッフに訊いてみるといいかもしれません。
1987年に1号店を出店し、2019年10月現在、台北と台北近郊に15店舗を展開しています。
どの辺りに店があるのかイメージが掴めるように、最寄駅に印の付いたMRTマップを載せておきます。詳細は明德素食園のウェブサイトでご確認ください。
台北轉運站 京站店 は旅行者に使いやすい
私は、台北に着いた日、台北バスターミナルのあるショッピングセンター、京站時尚廣場(Qスクエア)の地下3階フードコートの中にある台北轉運站 京站店をたまたま見つけて、昼食をいただきました。
料理の種類の多さと美味しさ、安さに感嘆したため、3日目(最終日)の昼食もここでいただきました。
台北轉運站 京站店はバスターミナルはもちろん、台北駅も近く、旅行者にも使いやすい立地です。
空港から台北駅に着いた後、空港に向かう前、高速バスや鉄道で移動する前や移動してきた後などに寄りやすいので、機会があれば、ぜひ行ってみてください。
京站時尚廣場(Qスクエア)のウェブサイトもご参照ください。
明德素食園ではじめての食事
それでは、明德素食園 台北轉運站 京站店の様子をお伝えします。
まず、店の入口に置いてある皿とトングを取ります。テイクアウトの場合は、皿の代わりに専用の箱を取ります。
次に、ショーケースから好きな料理を好きなだけ皿(または箱)に取り分けます。
美味しそうな料理がずらりと並んでいます。
ざっと数えてみると、なんと、60種類(!)近い料理があります。
これらはすべてベジタリアン料理です。
最初にどんどん取り過ぎて、途中から皿の空きスペースが心細くなってきました…。
どうやら、自分好みのレストランを見つけたことで興奮し、全体を俯瞰する冷静さが失われていたようです…(汗)。
何とか落ち着きを取り戻し、料理が皿からこぼれ落ちない程度控えめに、盛り付けました。
ジャーン!
写真では分かりにくいですが、層になっているので、下にも色々な菜食が詰まっています。
これで、161元(約610円)。安いっ!
お腹いっぱい。一日分の栄養を取った感じで、大満足でした。
明德素食園で2回目の食事
先述のとおり、初日の昼食に続き、3日目(最終日)の昼食もここでいただきました。
この日は14時を過ぎていましたが、初日の昼食ピーク時と料理の数も変わらず、多彩な野菜料理に改めて感動しました。
初日には見なかった料理もあったので、毎日少しずつ料理の内容が変わっているのだと思います。いったいどれだけのレパートリーがあるのか…。
2回目はこんな感じに仕上がりました。
繰り返しますが、すべてベジタリアン料理です。
これで114元(約430円)。安いっっ!
台湾滞在中はやや食べ過ぎていたこと、この後の沖縄での食事を意識したことで、控えな盛り付けにしておきました。
正直、お腹は空いていなかったのですが、それでもペロリと美味しくいただきました。
会計は量り売り
さて、皿(または箱)に好きなように取り分けたら、レジでお金を払います。
会計は量り売りで、100グラム/25元(約95円)です。クレジットカードも使えます。
ご飯やスープなどが欲しい場合は、レジで追加します。
会計を済ませたら、フードコートの空いた席でいただきます。
街中で見かけた素食の店
以前、東京にある Veggie House (ベジハウス)という素食レストランに関する記事に書いたのですが、
台湾では人口の10%あまりが菜食主義者だそうです。菜食のことを素食(スーシー)といい、街中には普通に素食の専門店があるなど、菜食主義が一般的になっています。
今回の台湾滞在中、確かに「素食」と書かれた看板などをよく見かけました。
この記事の最後に、台湾で見つけた素食の記録を載せておきます。
私は菜食主義者ではありませんが、いくつかの理由により、肉食は意識して減らしています。
例えば、先日は、1ヶ月肉食を控えていました。
菜食主義にも様々な形がありますが、私は今のところ、準菜食主義者(セミ・ベジタリアン)、あるいは、フレキシタリアンと呼ばれる形に近いと思います。
なので、台湾のように菜食主義が一般的な社会はとても羨ましいです。
コメント