ファスティング・マイスターのつぼです。
先日、3日間のファスティングを終えたので、今回はそのレポートを書きます。
- 準備期間:2019年7月1日~2日(2日間)
- ファスティング期間:2019年7月3日~5日(3日間)
- 復食期間:2019年7月6日~8日(3日間) ※2日目に執筆
物足りなさを感じながら、3日間のファスティングを終えた
2月以来、5ヶ月ぶりのファスティング。前回は5日間をあと数日ファスティングできると思いながら完了したので、今回の3日間は何の不安もなく余裕の気持ちで始め、そして物足りなさを感じながら終えました。
空腹感はほとんどなく、辛さや苦しさなどまったくありません。ファスティングは苦行でも修行でもありません。心身を労わるために行うものです。
ミネラルファスティングの実践はこれで4回目(3日、3.5日、5日、3日)。着実にファスティングの経験を積むことができていることを実感しました。
ただ、基本的に食べることが大好きな私にとって、3日間以上のファスティングはまだ特別感があるので、もっと気軽な行事として取り組めるようになりたいです。
というわけで、年内にもう1回、3日間か5日間のファスティングをします。また、時々、1日間の短期ファスティングも生活に取り入れることにします。
ファスティングで期待できる効果とは
ファスティング中の体重推移
今回のファスティング中の体重推移は次のとおりです。
- 7月1日:53.6kg(準備期間 1日目)
- 7月2日:53.8kg(準備期間 2日目)
- 7月3日:54.0kg(ファスティング 1日目)
- 7月4日:52.8kg(ファスティング 2日目)
- 7月5日:51.8kg(ファスティング 3日目)
- 7月6日:51.4kg(復食期間1日目)
- 7月7日:50.9kg(復食期間2日目)
体重は初日の54.0kgから、5日目(復食期間2日目)には50.9kgまで落ちました。すべて朝8時前後の測定です。経験上、51.0kgくらいまで落ちると予測したとおりでした。
ファスティングで期待できる効果
体重のことを細かく書くと、痩身が目的だと思われるかもしれませんが、私は元々痩せ型なので、痩身は求めていません。私がファスティングをする目的は、デトックスに加えて、次のような効果が期待できるからです。
- 常時働いている内臓を休ませて機能回復
- 腸内環境の改善
- 免疫力の向上
- 脂肪の燃焼
- 細胞がよみがえる!
今回のファスティング前は腸の状態が芳しくなかったため、内臓をしっかり休ませて、腸の機能も回復したと感じています。体調も良好です。
また、ファスティング期間と復食期間に摂取する専用の酵素ドリンクのおかげで、腸内環境も改善できたと感じています。腸内環境が整えば、免疫力が上がります。
実感としては、3日間より5日間の方が諸々の効果をより強く感じることができました。ただ、初回から5日間だとハードルが高いかもしれないので、まずは3日間のファスティングを試してみるのがいいと思います。
私はミネラルファスティングのサポートやアドヴァイスもしていますので、ご興味ありましたら、気軽にお問い合わせください。
十分な知識を持たない状態で、ただ単に食べない、水だけで過ごす、粗悪な酵素ドリンク等を使う自己流のファスティングを2日以上行うのは大変危険です。
安全にファスティングを行い、しっかりと効果を出すためには、ファスティング前の準備段階からファスティング終了後の復食期間まで、専門家のサポートとアドヴァイスが不可欠です。
復食期間の回復食でファスティングの成否が決まる!
復食期間こそ大切
さて、今回は回復食について少し書くことにします。
復食期間はファスティングそのものと同じくらい大切です。ここで解放感からドカ食いなどしたら、せっかくのファスティングが無駄になるどころか、むしろ危険です。消化の良いもの、食物繊維や発酵食品を少しずつ食べて徐々に通常に戻していかねばなりません。
3~5日間のファスティングをする場合、復食期間は最低3日は確保したいです。
回復食の紹介①
復食期間1日目の朝、空腹感はほとんどありませんでしたが、内臓マッサージとヨガで身体を整えてから、回復食を始めました。約85時間ぶりの食事です。
最初の回復食(朝食)には、30年以上、有機・オーガニック味噌に取り組んでいるひかり味噌(本社:長野県諏訪郡)の玄米味噌を選びました。有機JAS認証の安心安全、本物の味噌です。
ファスティング中の3日間は専用の酵素ドリンクと塩しか口にしておらず、脂質をまったく摂っていなかったので、身体が脂質を欲していました。
そこで、えごま油を味噌にかけることにしました。
えごま油はオメガ3脂肪酸を豊富に含む植物性の油です。
飽和脂肪酸のうち、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は体内で作ることのできない必須脂肪酸で、食事から摂らなければなりません。
健康維持のためには、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の摂取バランスが大切なのですが、現代の食生活ではオメガ6脂肪酸の摂取が多くなってしまいます。その摂取バランスの崩れがアレルギー疾患や生活習慣病の原因のひとつとも言われているので、オメガ3脂肪酸は意識的に摂りたいものです。
さらに、愛用しているマグネシウムのサプリメントを数滴追加することにしました。
このグレートマグネシウムは米国ユタ州にある塩水湖グレートソルトレイクの湖水を1年間天日濃縮したもので、マグネシウム:ナトリウム=73:1というマグネシウムの超濃縮液です。
マグネシウムは骨や歯の形成、タンパク質の合成、数多くの体内での代謝や免疫系、神経系などの生体機能に関わるものすごく重要なミネラルです。オメガ3脂肪酸と同じく、現代人はマグネシウムも摂取不足気味なので、やはり意識的に摂りたいものです。
ということで、回復食のできあがり~♪
…うぅ美味い!
味噌とえごま油、なかなか合いますなー。
続けて、復食期間に備えて、ファスティング3日目に銀座のナチュラル・ハーモニーで買った自然栽培のニューサマーオレンジ(1個)もいただきました。
自然栽培で残留農薬がないため、外皮も後日カレーか煮物にでも入れていただきますよー。
回復食の紹介②
2回目の回復食(同日の昼食)は、ナチュラル・ハーモニーで買った自然栽培のトマトと塩。
以前、石垣島で買った農薬・除草剤・化学肥料不使用のモリンガの粉があったので、開封してトマトに小さじ一杯かけました。賞味期限がかなり前に切れていたので(汗)、これから毎日食べて、早く使い切ります。
モリンガは奇跡の木と呼ばれ、ポリフェノール、GABA、BCAA、鉄分、食物繊維、ビタミンA、カルシウムなど数多くの栄養素と抗酸化物質を豊富に含むスーパーフードです。
3回目の回復食(同日の夕食)は、キムチと納豆とえごま油と赤酢を混ぜたものを喫食しました。
回復食の選び方
今回、私は復食期間の1日目から朝昼夕3食いただきましたが、1~2回でもいいと思います。ただ、絶対に食べ過ぎてはいけません。1日目は、これだけ?というくらいの量に抑えるべきです。
メニューは消化の良いもの、食物繊維や発酵食品などを中心に決めます。
添加物の入った加工食品は避けて、野菜や果物はなるべく農薬や化学肥料を使っていないもの(自然栽培、有機栽培、無農薬、減農薬など)を選びます。
復食期間2日目、3日目もメニューを決める基準は1日目と同様ですが、徐々に食べる量を増やして通常に戻します。
4日目以降は通常食に戻してもいいでしょう。ただ、せっかくファスティングで体内をデトックスした後なので、ジャンクフードや添加物まみれの加工食品はなるべく避けたいですね。
ファスティングで得られる最大のメリットとは
ファスティングをすれば、きっと食に対する意識と行動が変わるはずです。それがファスティングで得ることのできる最も大きなメリットのひとつだと思います。
ファスティングはあくまで補助的な健康法であって、一番大切なのは、言うまでもなく、普段の食事ですからね。
ただ、どれだけ気をつけていても、時間の経過とともに体内には様々な毒や有害物質が溜まっていくので、時々ファスティングで毒出し+αをすることをお勧めします。
私はファスティングのサポートやアドヴァイスもしていますので、ご興味ありましたら、気軽にお問い合わせください。
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