ファスティング・マイスターのつぼです。
先日、自己最長となる7日間のファスティングを終えたので、そのレポートを書きます。
- 準備期間:2019年11月5日~6日(2日間)
- ファスティング期間:2019年11月7日~13日(7日間)
- 復食期間:2019年11月14日~16日(3日間)
無理なくまだいけるという状態で終えたので、来年(2020年)は10日間以上のファスティングに挑戦することにしました。
ファスティングでしっかりと効果を出すために
はじめに、私が実践するのは、栄養をバランスよく含む専用の酵素ドリンクを用いて行うミネラルファスティングです。
十分な知識を持たない状態で、水だけで、果物だけで、あるいは、粗悪な酵素ドリンクなどを用いたファスティングを2日以上行うのは大変危険です。
安全にファスティングを行い、しっかりと効果を出すためには、ファスティングの準備段階から終了後の復食期間まで、専門家のサポートとアドヴァイスが不可欠です。
私はファスティングのサポートやアドヴァイスもしていますので、ご興味ありましたら、気軽にお問い合わせください。
今回新たに取り入れたアイテム
今回のファスティングでは、新たなアイテムを導入したので、参考までに書いておきます。
えごま油
えごま油はオメガ3脂肪酸を豊富に含む植物性の油です。
飽和脂肪酸のうち、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は体内で作ることのできない必須脂肪酸で、食事から摂らなければなりません。
健康維持のためには、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の摂取バランスが大切なのですが、現代の食生活ではオメガ6脂肪酸の摂取が多くなってしまいます。その摂取バランスの崩れがアレルギー疾患や生活習慣病の原因のひとつとも言われているので、オメガ3脂肪酸は意識的に摂りたいものです。
酵素ドリンクには脂質が含まれていないので、ファスティング期間中の脂質補給として4日目~7日目に適量、摂取しました。
また、復食期間中も味噌やりんご酢と混ぜて食べたり、野菜にかけて食べたりしました。
私は習慣的には摂取していませんが、毎日摂取してもいい油だと思います。
溶剤を使わずにコールドプレス(低温低圧圧縮方式)で抽出された、無添加のものを選ぶといいでしょう(有機JAS認定なら更に良し)。
楽天市場でコールドプレスのえごま油を探すビタミンC(サプリメント)
私はサプリメントはあまり利用していなかったのですが、食事だけで必要な成分を賄うのは難しいことを認め、最近は必要だと感じた成分については、良質のサプリメントから補給しています。
そのひとつがビタミンC。
ビタミンCは体内に取り込んでしまった有害物質を解毒する役目もあるということで、私の持病、化学物質過敏症対策として有効であることは随分前から知っていたのですが、サプリメントは添加物を含むもの(あるいは添加物の塊)が多いので、あえて使っていませんでした。
しかし、化学物質過敏症が悪化する状況下、藁にもすがる思いでビタミンCの摂取を決断し、時間をかけて探し出したのが、株式会社ヤマノの「カムカム-junsui-(純粋)」です。
カムカム-junsui-(純粋)の成分は、カムカムと植物由来のプルランのみ。
カムカムはペルーアマゾン原産のフトモモ科の植物で、カムカムの実は植物の中で最も多くのビタミンCを含むと言われています。
また、プルランは添加物ですが、調べた結果、摂取しても問題がないと判断しました。カムカム-junsui-(純粋)はカムカムの果実・果皮・種などを丸ごと粉にしたものがカプセルに入っているのですが、そのカプセルがプルランでできています。
カムカム-junsui-(純粋)は天然のビタミンCだけでできた良質のサプリメントです。
私は定期便で購入し、今回のファスティング中も例外なく、毎日摂りました。
【公式】カムカム パウダー サプリメント カムカム-junsui-(純粋) 約1ヶ月分 天然ビタミンC サプリ ビタミンc サプリメント
ビタミンD(サプリメント)
ビタミンDは健康維持には欠かせない重要な成分なので、ファスティング中も欠かさず、毎日摂ることにしました。
あと、以前は日光を避けていたのですが、現在は、体内でビタミンDを合成するために、意識的に日光浴をしています。
以前書いたビタミンDに関する記事を載せておきます。オススメのサプリメントも紹介しているので、参考にしてください。
体重の推移と便について
さて、いよいよ7日間ファスティングのレポートです。
体重の推移
私は元々痩せているので、痩身を目的にファスティングをするわけではありませんが、食べないので、体重は当然に落ちます。
今回は、53.6kgから48.9kgまで4.7kg落ちました。最初に大きく落ちた後は、緩やかな減少でした。5~6kg落ちると予想していたので、思ったほど落ちなかったというのが感想です。
体重は入浴後(夜)に測定していましたが、最も軽いことが予想される復食期間1日目の朝には別途測定したので、その時の体重のみ (48.9kg)と記載しています。
期間 | 日付 | 入浴後の体重 | 便 |
準備1 | 11月5日 | 53.5kg | 有 |
準備2 | 11月6日 | 53.6kg | 有 |
1日目 | 11月7日 | 52.0kg | 有 |
2日目 | 11月8日 | 51.3kg | 無 |
3日目 | 11月9日 | 50.3kg | 有 |
4日目 | 11月10日 | 50.0kg | 無 |
5日目 | 11月11日 | 49.7kg | 無 |
6日目 | 11月12日 | 49.4kg | 有 |
7日目 | 11月13日 | 49.3kg | 有 |
復食1 | 11月14日 | 49.6kg (48.9kg) | 無 |
復食2 | 11月15日 | 50.4kg | 有 |
復食3 | 11月16日 | 50.4kg | 有 |
体重の減り方は人それぞれなので、肥満型の人が7日間のファスティングをすれば大きな減量になるかもしれません。
便について
少し恥ずかしいのですが、便の有無について、体重の隣にこっそりと載せておきました。まぁ、こっそりと言う割には有が赤字ですけどね(笑)。
ファスティング中であっても、毎日便が有るのが理想ですが、今回はそうなりませんでした。
しかし、6日目と7日目に有ったことで、いわゆる宿便が出たような心地良さがありました。
宿べんべんべべんべん♪ 祝べんべんべべんべん♪
あまりのスッキリ感に、心の中で「しゅくべんのテーマ」が鳴り響きましたね。
便は3分の1が水分で、残りは食べカス、腸の細菌、死んだ腸の細胞でできているので、食べていなくても、便は出るものなのです。
ファスティング中は代謝が良くなります。効率よくデトックスを行うためにも、水分はしっかりと、1日2リットル以上を目安に摂りたいです。
神奈川県衛生研究所のウェブサイトに「うんちっておもしろい」というキッズコーナーがあったので、少し恥ずかしいのですが、こっそりとリンクを付けておきます。こっそりとご覧ください。
空腹感、食欲とファスティングの隠れたメリットについて
空腹感について
空腹感は時々、適度にありました。唯一、6日目の深夜に強い空腹感に襲われましたが、一時的なものでした。
専用の酵素ドリンクを用いて低血糖にならないようにしているので、適度な空腹感はあっても、辛さや苦しみはまったくありません。
日々、体内から毒や有害物質が排出されていくこと、細胞がよみがえっていることが分かっているので、気分が良いです。
ファスティング中の適度な空腹感は楽しむのが一番です。
食欲とファスティングの隠れたメリットについて
空腹感と食欲は別物ですが、ファスティング中は食べないことが前提なので、食欲もさほどありません。
ファスティング中は食べることを忘れて、食べないことでできた時間を有効に使うのが一番です。
何を食べるか、何を作るか、どこで食べるかなどを考える時間、食材を買う時間、調理や料理の時間、食べる時間、後片付けの時間など、普段食事に関して割いている時間が丸々手に入ります。
時間にゆとりができると心にもゆとりができます。
今回、私はサボっていた家の細かな掃除や、受験が控えていた食品表示検定の勉強などに、ファスティングで手に入れた時間を使うことができました。
時間の創出というのは、実はファスティングの隠れたメリットです。
なので、忙しい人ほど、ファスティングに挑戦してみては?と思います。
復食期間の注意事項
食べることを忘れると書きましたが、終わりが近づくと、やはり色々と食べたくなります。私は基本的に食いしん坊です(笑)。
しかし、復食期間はファスティングそのものと同じくらい大切です。ここで解放感からドカ食いなどしたら、せっかくのファスティングが無駄になるどころか、危険です。消化の良いもの、食物繊維や発酵食品を少しずつ食べて徐々に通常食に戻していきます。
特に、復食期間1日目は、これだけ?というくらいの量に抑える必要があります。
以前、3日間のファスティングレポートで回復食を少し紹介したので、載せておきます。
私はファスティングのサポートやアドヴァイスもしていますので、ご興味ありましたら、気軽にお問い合わせください。
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