先日行った5日間のファスティングに関するレポートです。Facebookにリアルタイムで投稿した内容ですが、ファスティングの参考に載せておきます。
- 準備期間:2019年2月4日~5日(2日間)
- ファスティング期間:2019年2月6日~10日(5日間)
- 復食期間:2019年2月11日~13日(3日間)
2月6日:ファスティング 1日目(腹の張りが楽になった)
今日から、5日間のミネラルファスティングを開始。
※ミネラルファスティングとは健康維持に必要なミネラルを豊富かつバランスよく含む専用ドリンクを用いて行うファスティング
ミネラルファスティングは今回で3回目(ミネラルファスティングに出会う前、いわゆる断食道場のような施設で2回断食経験がある)で、過去2回の3日、3.5日を超える自己最長に挑戦!予想では、5日目完了時点で「もっといける」と感じるはず。
日頃から身体に悪いものはなるべく食べないようにしているので、2日間の準備期間は普段とさほど変わらない食事内容(食品添加物は体に入れない。植物性中心。食物繊維や発酵食品を多く摂る)。
ただ、カフェインはファスティングに悪影響を及ぼすため、習慣的に飲んでいるコーヒー、それと、グルテン(小麦など)の摂取は控えた。
どちらかと言うと、「明後日からだな」、「明日からやるぜっ!」とファスティングに対する心の準備期間。
絶食後、20時間以上が過ぎ、腹の張りが楽になった。これから体内に蓄積した毒や有害物質、老廃物の排出(デトックス)が進むとともに、次のような効果が出てくる。
- 常時働いている内臓を休ませて機能回復
- 腸内環境の改善
- 免疫力の向上
- 脂肪の燃焼
- 細胞がよみがえる!
また、長期のファスティングによって体質が改善することもある(個人的に、3.5日ではその実感はなかった)。憂鬱な花粉症の季節を控えた今、長めのファスティングをすることで、「体質改善による花粉症の軽減」をちょっぴり期待している(5日ではまだ足りないかも?)。
さて、どうなるか?
2月9日:ファスティング 4日目(未体験ゾーンで元気もりもり)
7ヶ月ぶりのファスティングで4日目も終わりが近づき、前回の3.5日を超える未体験ゾーンに入った。体重の推移はこんな感じ(いずれも入浴後の測定)。
- 2月4日:53.9kg(準備期間 1日目)
- 2月5日:53.9kg(準備期間 2日目)
- 2月6日:52.2kg(ファスティング 1日目)
- 2月7日:51.2kg(ファスティング 2日目)
- 2月8日:50.5kg(ファスティング 3日目)
- 2月9日:49.8kg(ファスティング 4日目)
元々痩せているので痩身がファスティングの目的ではないが、食べないので、体重は当然落ちる。
空腹感はあるものの、その強さは普段感じる程度のもので、耐えられないというものではない。ふと何か食べたくなることもあるが、それは空腹を満たすためではなく、美味しいものを食べて幸せを感じたい、あるいは口寂しさを紛らわしたいというような、脳から出てくる欲求であって、腸(第二の脳)が求めているものではない。腸様はもっと休みたいと言っている(笑)。
体調は2日間の準備期間の方が悪く、ファスティング2日目以降は良好。ファスティングによる疲れやだるさ、頭痛や吐き気、睡魔なども全くなく、元気もりもりだ。
ただ、ファスティング1日目を最後に排便がなく、前回は準備期間(2日)、ファスティング期間(3.5日)、復食期間(2.5日)の毎日排便があったことを考えると、物足りない。
何を食べるか、何を作るか、どこで食べるかなどを考える時間、食材を買う時間、調理や料理の時間、食べる時間、後片付けの時間など、日常生活では、食事に関してかなりの時間を割いている。
浮いた時間で、サボっていた家の細かな掃除や書類の整理などをすることができたし、普段より心にゆとりを持って生活できている。時間の創出というのもファスティングの隠れたメリットに違いない。
2月11日:復食期間 1日目(感謝をこめて食と向き合う)
5日間のファスティングを完了した。
今朝の体重は、昨夜の49.3kgから更に落ち、48.9kgという大人になってから最軽量の数字を記録した。昨夜睡眠中に一瞬強烈な空腹感を感じた。ついにサーチュイン遺伝子が目覚めたか!?
今でも小さな空腹感はあるものの、食欲は強くない。開始前に予想したとおり、まだまだイケるという感じだが、5日間と決めていたので、まもなく復食する。
復食期間はファスティングそのものと同じくらい大切。ここで解放感からドカ食いなどしたら、せっかくのファスティングが無駄になるどころか、むしろ危険だ。消化の良いもの、食物繊維や発酵食品を少しずつ食べて徐々に通常に戻していく。
昨日、所用で銀座に出たついでに、あえてデパ地下の惣菜売場に寄った。それはもう美味しそうなものが山ほど並んでいる。思わず試食に手が出そうにもなったが、グッと堪えてやり過ごした。
習慣的に、店頭に並ぶ容器に貼ってある原材料シールを見ると、保存料、着色料、アミノ酸などが入っていたりして、食べる気が失せる。名高い百貨店の惣菜売場でさえこの有り様だ。
何を食べるか、何を食べないか、どこで作られたものなのか、誰が作ったものなのか、心・愛がこもっているのか、食べる人の健康を考えて作られているのか…。
ファスティングはあくまで補助的な健康法であって、一番大切なのは、言うまでもなく、普段の食事。ファスティングをすれば、きっと食に対する意識と行動が変わる。それがファスティングで得ることのできる最も大きなメリットのひとつだと思う。
さて、約133時間ぶりの食事。まずは酵母の生きた生味噌、豆富、梅干からいただこう。
神聖な気持ちで、じっくりと、感謝をこめて。
コメント
[…] 5日間の断食を経験しているファスティング・マイスターの私にとって、半日の断食はおちゃのこさいさい。内臓の微調整にちょうど良いです。5日間ファスティングのレポートはこちら。 […]
[…] […]