【マカオ】マカオに行くならマカオ航空の直行便でしょ!

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2018年10月、19年ぶりにマカオを訪れました。その際利用したマカオ航空が便利だったので、今日はマカオ航空を紹介します。まず、マカオ航空の注目ポイントを3つ挙げます。

  • 日本⇔マカオの直行便を運航している
  • ANAのマイルが貯まる
  • 早めに購入すれば意外と安い 

マカオ航空だと香港を経由せず、マカオへ直行できる

マカオは香港から行くのが一般的かもしれません(私も以前はそう思っていました)。

香港経由の場合、マカオと香港の両方を楽しめるというメリットはありますが、乗り継ぎや移動でロスタイムが出てしまいます。

一方、マカオ国際空港は市街地からタクシーで15~20分程度なので、到着後直ぐに、また出発前ギリギリまで、マカオでの時間を使うことができます。

マカオ航空は1994年に創立し、1995年のマカオ国際空港開港とともに、マカオのフラッグ・キャリアとして国際線の運航を始めました。

2007年には関空⇔マカオ便を開設し、現在では成田⇔マカオ福岡⇔マカオと3つの路線で日本とマカオを定期直行便で結んでいるほか、日本の地方空港からマカオへのチャーター便の運航実績も豊富だそうです。

また、マカオ航空はマカオ国際空港を拠点に、中国国内、台湾(台北、高雄)、韓国(ソウル)、タイ(バンコク)、ベトナム(ダナン、ハノイ)へ定期便を運航しています。

マカオ航空でタイやベトナムへ行くついでに、マカオにも寄るというような旅をすることもできますね!

マカオ航空はANAのマイルが貯まる

マカオ航空はスターアライアンスには加盟していませんが、全日空(ANA)とコードシェア提携している関係で、ANAとのコードシェア便に限ってANAのマイルが貯まります(フェニックスマイルというマカオ航空独自のマイレージプログラムもあります)。

私が昨年10月に利用したのは成田→マカオ→台北というルートで、ANAとのコードシェア便の成田→マカオ便(Sクラス)について、921マイルが付与されました。

ちなみに、台北からはLCC(格安航空会社)のバニラエアで成田へ戻りました。バニラエアは私が最も利用しているLCCで、2019年度中にピーチ・アビエーションに吸収統合されます(この2社はいずれもANA系列のLCCです)。

マカオ航空は価格も意外と安い

マカオ航空はいわゆるLCCではありませんが、早めに購入すれば意外と安いです。

昨年10月に私が利用した成田→マカオ→台北は約42,000円でした。

マカオ航空のウェブサイトを見ると、2019年12月31日まで「成田⇔マカオのエコノミークラス往復が25,000円~」という案内が出ていました。往復2万円台でマカオに行くことができたら、すごくお得だと思います。

マカオには30もの世界遺産がある

マカオは陸地面積が約31平方キロ(東京の山手線の内側の半分程度)の小さな中国の地方都市ですが、この狭い都市(正確に言うと、マカオ半島=約9平方キロ)の中に30もの世界遺産(22の歴史的建築物と8の広場)があるんです!

そして、旧宗主国のポルトガルと中国の両方の雰囲気を同時に味わうことのできる世界でただひとつの場所です。

マカオ航空の直行便だと、日本から4~5時間でマカオに行けてしまいます。

安くて便利なマカオ航空。要チェックですね!

澳門航空
マカオ航空の公式ウェブサイトでは、航空券の予約、ウェブチェックイン、予約照会、最新の特別航空券、航空券+ホテル(中国やマカオ発着)の割引など便利なサービスをご利用いただけます。路線には、北京、上海、杭州などの中国主要都市、東京、ソウル、バン...

マカオ 旅のメモ(2018年10月)

以下は、2018年10月にマカオ航空でマカオを訪れた時のメモです。


19年ぶりに訪れたマカオは目覚しい経済発展を遂げていた。

カジノの経営権を外資にも開放した2002年以降、埋め立てた土地に怒涛のごとく巨大なカジノが誕生し、2006年にはアメリカのラスベガスを抜いて世界最大のカジノ都市となった。

観光客も急増し、2017年には過去最高の約3260万人もの観光客が同地を訪れたという。


一人当たりのGDPも、相対的に地位が低下している日本より高いというようなレベルではなく、世界トップを争うほどだ。

<参考:2017年の一人当たりGDP(IMF発表)>

  • マカオ:77,451米ドル(世界3位)
  • 日本:38,440米ドル(世界25位)

マカオは税収の8割をカジノ産業が占めていて、市民の医療費や教育費は無料で、現金の給付もあるという(プチ・ベーシックインカムじゃないか!)。


個人的にはカジノより、2005年に世界遺産に登録された歴史地区(※)や食事がマカオ最大の楽しみだ。 ※先述した30の世界遺産(22の歴史的建築物と8の広場)

約37時間の滞在中、中国と旧宗主国ポルトガルの文化が交じり合った、独特で情趣ある坂の多い歴史地区を、時には19年前の記憶を辿りつつ、時間の許す限り歩いた。


マカオは美食でも知られる。

マカオ料理やポルトガル料理、エッグタルトに代表されるスイーツなどを、胃袋の許す限り食べた。


開業が遅れている鉄道(ゆりかもめ的なマカオ新交通システム。三菱重工業と伊藤忠商事の共同体が受注)も来年始動するようだ(※)。※最新情報では2019年~2020年の開業見込みとのこと

中国の経済成長に伴って、マカオは今後も発展し続けるのだろうが、この味わい深い歴史地区の魅力が失われることがないよう願うばかりだ。

コメント

  1. […] […]