唐突ですが、私は以前、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)を患っていました。
寛解後、再発しましたが、現在は克服しています。
投薬もしましたが、化学物質を避けることが功を奏したのだと思います。
化学物質は様々な病気の原因になりえますが、甲状腺機能亢進症の原因にもなるに違いないという長年の疑惑を解消すべく調査しました。
この記事が甲状腺機能亢進症を患っている人、甲状腺機能亢進症をはじめ、様々な病気から遠ざかりたい人の参考になれば幸いです。
甲状腺と甲状腺の病気について
甲状腺について
簡単に甲状腺について書いておきます。
甲状腺はのどぼとけの下にある、通常重さ20グラム以下の小さな臓器です。蝶が羽を広げたような形をしています。

甲状腺は内分泌器官のひとつで、海藻などに含まれているヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作る機能があります。
代表的な甲状腺の病気
甲状腺ホルモンには体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする役割があります。
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなります。
代表的な甲状腺の病気には、
甲状腺ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、
甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症(橋本病)があります。
どちらも自己免疫疾患です(※)。
※自己免疫疾患については、後述します。
甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症のどちらも、かかるのは女性が圧倒的に多く、伊藤病院で見かける患者も大半が女性です。
私はどのように甲状腺機能亢進症を克服したか
昨年(2019年)3月、検査のため、一年ぶりに甲状腺の専門病院である伊藤病院へ行きました。まったく問題のない結果で、次の検査は一年後ということになったのですが、調子が良いため、一年以上が過ぎた今でもまだ検査していません。
当時、克服の経緯などについて書いた記事のリンクをつけておきます。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の原因
はっきりした原因は不明
今回は「化学物質が甲状腺疾患機能亢進症の原因にもなるに違いない」という長年の疑惑を解消すべく調査しました。
まず調査結果を記すと、「その可能性はあるが、決定的な証拠は見つけられなかった」ということになります。
色々調べたものの、「はっきりした原因は分からない」とされている通説を覆すような確証を得ることはできませんでした。
喫煙は罹患リスクを高める
ただ、「喫煙者は非喫煙者より甲状腺機能亢進症にかかりやすく、この病気による眼球突出の危険が高まり、病気が治りにくい」ということは明らかになっているようです。
非喫煙者であっても、周囲からの受動喫煙でも同様のリスクになるので、受動喫煙を避けることが甲状腺機能亢進症の予防や罹患後の治療に有効といえるでしょう。
喫煙はあらゆる病気の原因になりえるので、特別な発見というわけではありませんが、本当に「喫煙は百害あって一利なし」です。
内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の影響
調査中、気づいたことがあるので、補足しておきます。
環境ホルモンという言葉があります。これは、環境中に存在するホルモンのような物質という意味合いの通称で、正式には内分泌かく乱物質といいます。
内分泌かく乱物質は、生体の恒常性や生殖など内分泌系の機能をかく乱させます。また、免疫系や神経系などに異常を引き起こす可能性も指摘されています。
甲状腺は内分泌器官のひとつです。
普通に考えて、内分泌かく乱物質の影響を受けるのではないでしょうか。
代表的な内分泌かく乱物質として、ダイオキシン類やビスフェノールAなどが知られていますが、その他にも多種多様な化学物質が存在します。
身近なところでは、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、塗料、洗剤、プラスチックなどに内分泌かく乱物質が含まれている可能性があります。
【余談】モリンガは甲状腺機能亢進症に効果的?
以前、90種類以上の栄養素と300種類の効能があるといわれているモリンガについて調べていた際、モリンガは甲状腺機能亢進症にも効果的という記述を見つけました。真偽は分かりませんが、モリンガならその可能性はあると思います。参考までに記事のリンクをつけておきます。
自己免疫疾患について
代表的な自己免疫疾患
先述したように、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)は、どちらも自己免疫疾患です。
他にも様々な自己免疫疾患があります。比較的よく知られた疾患を書き出しておきます。
- ギラン・バレー症候群
- 多発性硬化症
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 1型糖尿病
- 円形脱毛症
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
膠原病(こうげんびょう)という自己免疫疾患もよく知られていますが、これは、皮膚・筋肉・関節・血管・骨・内臓などに存在するたんぱく質のコラーゲンに慢性的な障害や炎症が生じる様々な疾患の総称です。関節リウマチや全身性エリテマトーデスは膠原病の一種です。
自己免疫疾患の原因
甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症と同じく、ほとんどの自己免疫疾患の原因ははっきりと分かっていません。
また、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症だけでなく、多くの自己免疫疾患において、かかるのは女性が多いようです。はっきりした理由は明らかになっていませんが、ホルモンや出産が関与しているという説があります。
自己免疫疾患は免疫システムの異常
自己免疫疾患とは、本来は外から入ってきた病原体や異物、変質したたんぱく質やがん細胞などを攻撃する免疫システムが異常をきたし、自己の正常なたんぱく質や細胞などを誤って攻撃する疾患です。
これは私の推論になりますが、
化学物質は免疫システムの攻撃対象となる異物であり、
その異物がひっきりなしに体内に入ってきて免疫システムに負担がかかり、
その結果、免疫システムに異常が出現するのではなかろうか…。
それに、たんぱく質を変質させるような化学物質もあるような気がします。
あと、先述もしましたが、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)は免疫系に異常を引き起こす可能性も指摘されています。
以前書いた免疫システムに関する記事のリンクをつけておきます。
化学物質を避けるヒント
化学物質過敏症
私は化学物質過敏症という病気も持っていて、化学物質を避ける生活をしていても、ありとあらゆる場所に存在する化学物質を完全に避けることはできないため、年々悪化しています。
今回の調査で、化学物質が甲状腺機能亢進症の原因にもなるという確証を得ることはできませんでしたが、その疑惑は肥大化しました。
甲状腺機能亢進症をはじめ、様々な病気の予防や治療に対して、化学物質を避けることが重要だという確信は揺らぎません。
最後に、化学物質を避けるヒントを書いておきます。
食事編
言わずもがなですが、食事は病気の予防や治療に大切です。
私たちは、食べたもので、できています。
化学物質を避けることで甲状腺機能亢進症を克服した私からの提案です。
- 加工食品は原材料表示を確認して、無添加のもの、添加物の少ないものを選ぶ
- 野菜などはなるべく無農薬、減農薬のものを選ぶ
- 農薬を除去する
こういった食材は、自然食品店やインターネットで探せばいくらでも見つかるし、一般的なスーパーなどでも見つかることがあります。
宅配サービスを利用するのもいいかもしれません。いくつかリンクをつけておきます。
らでぃっしゅぼーや 有機・低農薬野菜、無添加食品の宅配サービス

千葉県から無農薬の野菜を産地直送


生活用品編
生活用品にはどうしようもないほど化学物質が使われています。
化学物質を避けることで甲状腺機能亢進症を克服した私からの提案です。
- 無添加のもの、添加物の少ないもの、過剰な香りや色のついていないものを選ぶ
- 使用量、使用頻度を減らす
- 使うのを止める
例えば、次のような生活用品の種類や使用について、見直しするのはいかがですか。一般的なスーパーなどでも、無添加の製品を扱っている場合があるし、インターネットで探せばいくらでも見つかります。
- 洗剤(衣類、食器、風呂など)
- 石けん、シャンプー類、整髪料
- 歯磨き粉
- 化粧品、、マニキュア、香水
- 香りつきトイレットペーパー
- 入浴剤
- 薬
- 消臭剤、芳香剤
ここで紹介しきれませんが、私が使っている製品をいくつか紹介しておきます。
衣類洗剤:サラヤのハッピーエレファント
歯磨き粉:地の塩社のナチュラルせっけんはみがきジェルCS
解毒(デトックス)する
取り込んでしまった化学物質を解毒(デトックス)するのも有効です。
私が実践しているファスティング(断食)は解毒に効果があります。ファスティングマイスターという資格を持ってサポートもしているので、ご興味ありましたら、気軽にお問い合わせください。
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