【北海道】根室の伊藤☆牧場 ATTOKO で最上級の牛肉をいただいた

グルメ
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つぼです。
先日、道東を旅した際、根室にあるファームレストラン、伊藤☆牧場 ATTOKO を訪れました。

ATTOKO のことは事前に知らなかったのですが、レンタカーで通りがかりに見つけて、引き込まれるように訪れ、ちょうど昼時だったため、そのまま昼食をいただいたのです。

この記事では、いつの日か再訪したいと思っている場所、ATTOKO を紹介します。

伊藤☆牧場 ATTOKO はとことんこだわる

基本情報

伊藤☆牧場 ATTOKO の基本情報です。

場所は根室本線(花咲線)の厚床(あっとこ)駅から車で約5分です。

  • 住所:北海道根室市明郷101
  • 電話:0153-26-2288
  • 営業時間:11:00~16:00
  • 定休日:火曜日、水曜日、その他不定休 ※ウェブサイトで要確認
  • 公式ウェブサイト:https://restaurantattoko.jimdofree.com/

ATTOKO という店名は、根室市厚床(あっとこ)という地名に由来しています。この後紹介しますが、伊藤牧場が地元との繋がりを大切にしていることが店名からも伝わってきます。

ちなみに、伊藤牧場の所有総面積は240ヘクタール(東京ドーム51個分!)とのこと。

店は古い牛舎の梁を巧みに再利用して作られています。建物や入口の雰囲気からして、何か光るものを感じます。色彩豊かな花々も訪問者の目を引きます。

ATTOKO のこだわり

ATTOKO は自社飼育の日本短角和牛や低温殺菌牛乳、地元産・北海道産の素材にこだわった料理を提供します。

低温殺菌の牛乳が何を意味するのか興味があれば、こちらをご覧ください。

メニュー帳に入っていた次の案内を読み、ATTOKO は間違いのない店だと確信しました。

ATTOKO のこだわりを知ることのできる案内

食事と健康に気を配るファスティングマイスターの私は、様々な問題のある肉食を意識的に減らしています。

特に牛肉はホルモン剤や餌に由来する汚染のリスクが高いので、基本的に出自が明らかな牛肉しか食べません。

明郷短角牛はグラスフェッド牛

ATTOKO が自社飼育する和牛・明郷短角牛というのは、アメリカのショートホーンと岩手県の南部牛を交雑させ、品種改良を繰り返した末に誕生した日本短角牛です。

日本短角牛の肉は、旨味の素であるイノシン酸やグルタミン酸を多く含み、脂肪分の少ない赤肉です。霜降り肉とは食感が異なり、旨さを味わう牛肉です。

伊藤牧場の牧草自給率は100%で、牛の餌は牛が本来食べるべき牧草だけ(穀物は与えない)ということなので、いわゆるグラスフェッド牛になります。

メニュー

ATTOKO の牛肉に最大級の安心感を覚えた私は、メニューを眺めてしばし悩みました。

メニューの一部(他にも色々あります)

ハンバーグやステーキにも強く惹かれましたが、悩んだ末に、ビーフシチューを選びました。この時は糖質(ベーグルまたはライス)は必要なかったので、単品で。

散歩したくなるレストラン周辺

混んでいたので店内の写真撮影は控えましたが、次の写真の手前の大きな窓の向こう側が主な客席です。あまり広くはありませんが、とても明るい雰囲気です。


料理を待つ間、店外に出て、きれいに整えられた庭などを見学しました。

曇り空でもいい感じ。晴れていたら爽快感がすごいだろうな。

小さな家畜動物園もあって、ヤギ、ヒツジ、ブタ、ウサギ、ニワトリ、ウマ、ウシなどがいます。

時間があれば、食事の前後にレストランの周辺を散歩するのもいいです。

和牛・明郷短角牛のビーフシチュー

さて、ほどよく腹が減ったところで、和牛・明郷短角牛のビーフシチューが出てきました。

上品な盛り付けです。

肉は確かに脂肪分が少ないです。柔らかくて、十勝産赤ワインでじっくり煮込んだスープとよく合います。

久しぶりに口にする牛肉をじっくりと味わいました。

デザートと有機栽培の珈琲・紅茶

この日はまだ発酵食品を食べていなかったので、デザートにまきばのヨーグルトを注文しました。ヨーグルトはもちろん、ジャムも自家製です。

チーズケーキなどのスイーツもあるので、食後のデザートにも困りません。

とことんこだわる ATTOKO では、珈琲や紅茶は有機栽培のものを使っています。
素晴らしい。

通信販売

店内では、冷凍のシチューやカレーも売られています。

通販はこちらから。


ビーフシチューの原材料です。

おそらく無添加ですが、原材料表示をより深く見るための参考に書くと、もしデミグラスソースや中濃ソースが仕入れたものなら、増粘剤、香料などの添加物が入っている可能性はあります。ただ、おそらく無添加で手作りしたものを〇〇ソースと書いているのだと推測します。一方、赤ワインには、酸化防止剤が入っている可能性が高いです。

ATTOKO では優良な地元の食品も手に入る

地元との繋がりを大切にしている ATTOKO では、近隣で作られている食品も売られています。

日本全国津々浦々どこでも、観光客向けの食品(みやげ物)は大半が添加物まみれで、私はいつも辟易しますが(もう慣れた)、ATTOKO で扱っている食品は、私が確認した限り、ほぼ無添加でした。その一部を紹介します。

ファームデザインズのうしサブレ

隣町の浜中町にあるファームデザインズのうしサブレ

ガイドブックでも紹介されている有名な農場レストランです。道内だとトマムや帯広にも店舗があります。本州に店舗はありませんが、海を越えたタイのバンコクに店舗があります。

私はこの前日に浜中町の本店で焼き菓子を買いました。営業時間中に着きそうになくて、閉店間際に電話で寄りたい旨伝えたら、閉店10分後でも快く受け入れてくれました。商品の詳細はこちら

河﨑牧場チーズ工房のまきばのめぐみ

隣町の別海町にある河﨑牧場チーズ工房のまきばのめぐみ

私は食べていませんが、一口サイズの商品があれば試してみたかったです。商品の詳細はこちら

端谷菓子店のオランダせんべい

地元の根室市内にある端谷菓子店のオランダせんべい

根室銘菓としてガイドブックでも紹介されている地元で有名な菓子です。私は端谷菓子店には行っていませんが、市内の道の駅で買いました。見た目はワッフルですが、かなり硬いです。噛みしめるほどに黒砂糖の甘さが染み出てきてなかなか美味しいです。商品の詳細はこちら

一爐庵のねむろっこ

地元の根室市内にある一爐庵のねむろっこ

ATTOKO では見ませんでしたが、私が根室で買ったオススメの菓子として、この記事の最後に載せておきます。みやげに買った分も自ら食べてしまいそうになるくらい美味しかったです。もちろん、無添加。商品の詳細はこちら

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