お茶に添加物がっ!?

健康
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当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、2ヶ月ほど前に起きた「茶だけちゃう事件」について書きます。

食の安全や食品添加物の参考になれば幸いです。

茶だけちゃう事件とは

ずっと気になっていながら、職場のお茶の原材料を確かめずにいました。

ある日、給茶機の業者さんがメンテナンス作業をしていて、給茶機に入れる茶葉が外に置いてあったので、手に取って原材料を見てみたところ…

お茶以外にも色々入っている…!?

マジかー!

茶だけちゃうやん!

もう一回書きます。

茶だけ茶うやん!!

これが、茶だけちゃう事件です。

お茶に何が入っているのか?

私の今の職場では、煎茶、烏龍茶、ほうじ茶と3種類のお茶があります。

早速、原材料を見てみましょう。

煎茶

まずは、煎茶から。

原材料名:緑茶(国産)、デキストリン、抹茶(国産)/酸化防止剤(V.C)

抹茶(国産)の後にある「/」は、原材料の中で食品と食品添加物を区別するための記号です。

つまり、この煎茶では、酸化防止剤のV.C(ビタミンC)が食品添加物になります。

食品も食品添加物も、それぞれ原材料に占める重量の割合の高いものから順に表示することになっています。

烏龍茶

次は、烏龍茶です。

原材料名:烏龍茶(中国)、デキストリン/ビタミンC、乳化剤(大豆由来)

使われている食品添加物は、「/」の後に表示されているビタミンCと乳化剤です。

煎茶には酸化防止剤(V.C)と表示されていますが、烏龍茶にはビタミンCとしか書かれていません。使用目的は酸化防止だと思いますが、もしかすると何か他の意図があるのかもしれません。

乳化剤は大豆由来ということで、レシチンだと思います。乳化剤の使用目的は後述します。

ほうじ茶

最後に、ほうじ茶です、

原材料名:ほうじ茶(国産)、デキストリン/乳化剤

煎茶と烏龍茶に使われているビタミンCが、ほうじ茶には添加されていません。

乳化剤は、烏龍茶と違って大豆由来と書かれていないので、天然由来ではない、合成の乳化剤(化学物質)である可能性が高いです。

ビタミンC(V.C)は合成の可能性が高い

煎茶と烏龍茶に入っているビタミンC(V.C)は、合成されたものである可能性が高いです。ビタミンCなので、それほど体に悪いものだとは思いませんが、私は合成されたもの(化学物質)を積極的に摂りたいとは思いません。

コンビニなどで原材料名を確認すれば分かりますが、ビタミンC(V.C)は、ペットボトルのお茶などにも大体入っています。

デキストリンとは

デキストリンは食品に分類される

さて、煎茶、烏龍茶、ほうじ茶のすべてにデキストリンというものが使われています。これはいったい何でしょうか。

デキストリンとは、じゃがいもやとうもろこしのデンプンを消化しやすいように分解(低分子化)したものです。カタカナで添加物っぽい印象がありますが、「/」の前に表示されていることから分かるように、食品添加物ではなく、食品に分類されます。

じゃがいもやとうもろこしから作られているのであれば、それほど体に悪いものだとは思いませんが、製造過程で化学物質が使われている可能性があることや、遺伝子組換えの問題があることを考えると、私は積極的に摂りたいとは思いません。

デキストリンの用途例

習慣的に食品の原材料を確認していると、デキストリンは高頻度で登場します。

デキストリンには次のような用途例があります。

  • 適度な粘度やとろみを与える
  • 分離を防ぐ
  • 凍結乾燥食品の形状を保つ
  • 粉末食品をサラサラで均一の状態に保つ

インスタント茶にデキストリンを使う目的

なぜ、お茶にデキストリンが入っているのか調べたところ、あるインスタント茶専門店のウェブサイトで次のような記述を見つけました。

「インスタントティーにデキストリンを用いる理由としては、コストメリット・バインダー(接合剤)としての役割、主に造粒加工(顆粒化)時に使用します。顆粒化における特性に流動性・分散性・溶解性の向上が挙げられます」

つまり、デキストリンを使えば、安く(コストメリット)、インスタント茶に必要な性能(流動性・分散性・溶解性)を得ることができるということですね。

インスタント茶に乳化剤を使う目的

インスタント茶は、茶葉を抽出した液体にデキストリンなどを添加し、乾燥させて作ります。茶の抽出液とデキストリン、ビタミンCなどを均一に効率よく混ぜるために乳化剤が必要になるのだと思います。

給茶機のお茶からハーブティーやルイボスティーに替えた

インスタント茶はどれも同じような原材料が使われている

この記事で触れた3種類のお茶はいずれもインスタント茶です。スーパーなどで調べた限り、市販されているインスタント茶は同じようにデキストリンやビタミンCや乳化剤が使われているものが大半でした。商品によっては香料が入っていることもあります。

使っている茶葉や製法にこだわっている商品もあるでしょうし、湯に溶かして直ぐに飲めるという便利さを否定するつもりはありません。

また、デキストリン、ビタミンC、乳化剤はいずれも徹底的に避けるほど体に悪いわけではないと判断しています。

ただ、化学物質過敏症の私としては、化学物質を含む可能性のあるものは可能な限り避けるようにしています。

ハーブティーやルイボスティーに替えた

茶だけちゃう事件以降、私は、職場で給茶機のお茶を飲むのは止めて、ハーブティーやルイボスティーを常備して飲むようにしています。

費用や抽出する時間がかかりますが、健康第一だし、飲みたいのはお茶であって、デキストリンとか(合成の)ビタミンCとか乳化剤は求めていないので。

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あまり神経質になるのも良くありませんが、この記事で触れたインスタント茶のように、思わぬところに落とし穴があるということをお伝えしたくて記事にしました。

食品の原材料名の確認を習慣にすることをオススメします。

また、機会があれば、職場の給茶機の茶葉を調べてみてはいかがですか。
茶だけちゃう、かも…。

コメント

  1. 古川美恵 より:

    勉強になりました。
    ありがとうございました。

  2. つぼ より:

    コメントありがとうございます。
    励みになります。