気軽に買える BEAN to BAR チョコレート『明治 ザ・チョコレート』の魅力と楽しみ方

グルメ
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チョコレートが大好きなつぼです。

身体への負担を考えて、基本的にカカオ70%以上の良質なチョコレートを好んで食べます。

この記事では、カカオ70%の『明治 ザ・チョコレート』を紹介しています。

少し添加物(乳化剤)が入っているし、ベストオブベストではないですが、コンビニなどで気軽に買えるチョコレートの中では特筆すべき良質なチョコレートだと思います。

見かけたら、ぜひ一度お試しください。

明治 ザ・チョコレートの魅力

15年の歳月をかけた明治の自信作

明治の自信作『明治 ザ・チョコレート』の誕生は、実に15年前に遡ります

2005年、カカオ農家と直接取引を行うと同時に、数々の支援活動に取り組むメイジ・カカオ・サポートが始まりました。メイジ・カカオ・サポートの詳細はこちら


明治は、最高のカカオ豆を求めて、1年で地球を3周以上回るくらいの移動を何年もかけて繰り返したそうです。

そして、明治の社員が1ヶ月間現地に滞在して、理想のカカオ豆づくりのための議論や意見交換をした後に、日本に飛んで帰ってチョコレートの試作品をつくる。それから現物を持って再度現地を訪れて、フィードバックして改善を図る…。

このような地道な作業を積み重ねた末に、THEという冠を自信を持って付けられる『meiji THE Chocolate』が誕生したのです。

BEAN to BAR

製造者がカカオ豆(BEAN)の選別から板チョコレート(BAR)の成形までを一貫して手がけるスタイルのことを「BEAN to BAR」と言います。近年、このスタイルのチョコレートを目にする機会も増えました。

明治 ザ・チョコレートも「BEAN to BAR」のチョコレートで、厳選したカカオ豆のおいしさを最大限引きだすため、様々な工夫を凝らしています。

Cacao Story

明治 ザ・チョコレートの箱を開けると、Cacao Storyというカカオに関する小話が書かれています。


例えば、Cacao Story #2では、カカオベルトについて書かれています。

赤道を挟んで北緯20度から南緯20度までを、カカオ栽培適地として、カカオベルトと呼びます


例えば、Cacao Story #10では、環境に優しいアグロフォレストリー農法について書かれています。アグロフォレストリー農法の詳細はこちら

明治 ザ・チョコレート 4種類それぞれの特長

カカオの個性は、産地で決まる

カカオの個性は、産地で決まります

明治 ザ・チョコレートは、全部で4種類。それぞれ異なるカカオの香味を楽しむことができます。

  • ベネズエラ:ナッティな香りのカカオ
  • ブラジル:フルーティな香りのカカオ
  • ペルー:フローラルな香りのカカオ
  • ドミニカ共和国:スパイシーな香りのカカオ

自分好みの産地を見つけたり、食べ比べをするのもいいですね。

ベネズエラ <ナッティな香りのカカオ>

ベネズエラのカカオはナッティな香り。

<明治のウェブサイトより引用>
大自然が広がる、ベネズエラ。世界最後の秘境とされるカナイマ国立公園が有名です。太陽が降りそそぐ、豊かな大地が育てたカカオ。その特長は、ナッティな香り。芳ばしいコクと旨味が広がります。

ブラジル <フルーティな香りのカカオ>

ブラジルのカカオはフルーティな香り。

<明治のウェブサイトより引用>
世界有数の熱帯雨林が広がる、ブラジル。大きなくちばしの鳥トゥッカーノなど、個性的な動植物が有名です。大自然が育てたカカオは、フルーティな香り。柑橘のように爽やかな酸味が楽しめます。

ペルー <フローラルな香りのカカオ>

ペルーのカカオはフローラルな香り。

<明治のウェブサイトより引用>
標高3,000m級のアンデス山脈が連なる、ペルー。可愛らしいアルパカも有名です。寒暖差の激しい高地が育んだカカオは、フローラルな香りが特長。ふくよかな味わいと、心地よい渋みが広がります。

ドミニカ共和国 <スパイシーな香りのカカオ>

ドミニカ共和国のカカオはスパイシーな香り。

<明治のウェブサイトより引用>
美しいカリブ海に浮かぶ、ドミニカ共和国。色鮮やかな花々が咲くリゾート地は、カカオの産地としても有名です。その特長は、スパイシーな香り。シナモンのように感じ、重厚な酸味も楽しめます。

原材料と栄養成分

原材料名はすべて同じ

カカオの産地は異なりますが、原材料表示は4種類すべて同じです。

原材料名:カカオマス(国内製造)、砂糖、ココアバター/乳化剤、(一部に乳成分・大豆を含む)

乳化剤について

明治 ザ・チョコレートの残念な点は、乳化剤を使っていること

明治に問い合わせたところ、大豆レシチンとソルビタン脂肪酸エステルを使っているとのことでした。大豆レシチンはいいとしても、ソルビタン脂肪酸エステルというのはできれば体内に入れたくないです。一応、明治に意見は出しておきました。

なお、乳化剤の前にある「/」は原材料と食品添加物を区別する記号です。

栄養成分は微妙に異なる

明治 ザ・チョコレートは3枚入りです。

1枚が16.7gというのは同じですが、栄養成分は微妙に異なります。成分も産地によって変わるということですね。

カカオ産地エネルギーたんぱく質脂質炭水化物
ベネズエラ99 kcal1.4 g7.3 g7.5 g
ブラジル98 kcal1.5 g7.2 g7.3 g
ペルー99 kcal1.5 g6.7 g7.9 g
ドミニカ共和国101 kcal1.4 g7.7 g7.1 g

大きさとかたち

サイズ感を伝えるべく、SUICAと並べて写真を撮りました。

さらに、4種類を開封して並べてみました。

が、努力むなしく、明治のウェブサイトにサイズの詳細が記載されていました(笑)。

大きさは、6cm×4cm
この長方形の中にいろいろなかたちが刻まれています。

1枚で、チョコレートが持つ、様々な味わいや香りを愉しむための工夫なんですね。

美味しさにもこだわったメディカルハーブ専門店

明治 ザ・チョコレートを、もっと愉しむヒント

とことん香りを愉しむ

明治 ザ・チョコレートの特長は香り。

開封すれば芳醇な香りがします。

食べるときにその香りを愉しむのは言うまでもありませんが、開封後もかなり長い時間、袋の中に香りが残っています。無香料のチョコレートなので、まさにカカオの自然な香りです。

だから、袋は直ぐに捨てないで、残存する香りをくんくん嗅ぎましょう(笑)

他の素材と合わせる

良質なチョコレートなので、そのままでも美味しいですが、他の素材を加えることで、また違った食感や味わいを愉しむことができます。

他の素材を加えるといっても、チョコレート⇒他の素材、または、他の素材⇒チョコレートの順番で口に入れるだけ。

ナッツ

例えば、ナッツ

アーモンド、カシュー、クルミ、マカデミアなど色々ありますね。チョコレートとナッツの組み合わせはハズレなしではないでしょうか。栄養価も増します。

ドライフルーツ

例えば、ドライフルーツ

レーズン、クランベリー、デイツ、アプリコットなど色々ありますね。甘味が加わって、美味しさが増します。

カカオニブ

例えば、カカオニブ

カカオニブとは、カカオ豆の胚乳部分を醗酵させた後、焙煎して細かく砕いたもの。カカオ70%のチョコレートに、さらにカカオを加える贅沢。カカオニブのポリポリした食感がいい感じです。

例えば、塩

チョコレートと塩の組み合わせは病みつきになる美味しさです。工業的に作られた精製塩ではなく、良質な天然の塩を選ぶことが大切です。食感の良い粗塩がオススメです。

バナナ

例えば、バナナ

チョコレートとバナナを一緒に食べればチョコバナナになります。オススメの有機栽培オーガニックバナナについて書いた記事のリンクをつけておきます。



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